NOTES OF A JOURNEY

おろしかつ丼

本年初の真面目料理は、おろしカツ丼を作ってみました。日本から持ち帰ったパン粉を使ってとんかつを揚げ、前日China Townで買った大根をおろして、ご飯の上に乗せて温めたダシとネギをかけます。ボリュームはありますが、大根おろしがあっさりとして旨かった！

スタートしとしては上々。今年も料理頑張ります。

朝食

最近1ヶ月以上習慣化していることがあります。そう、朝食を自分で作ることです。

毎朝起きて半合米を炊き、ふりかけを混ぜておにぎりを2つ作って、タッパーに入れて会社に持参、デスクで朝のニュースを見ながらかじっています。

慣れると案外億劫でもなくなるから不思議ですが、日本ではこんなことしようだなんて考えも及びませんでした。コンビニに行けば手軽に決してまずくはないおにぎりが手に入りますもんね。朝食ごはん派としては、毎日カフェのサンドイッチを食べることに耐え切れなくなったのでした。

本当にロンドンでは生活力だけはどんどんついていくなあ・・・。

メンチカツ

そんなことも知らなかったのかと言われてしまいそうですが、レシピを眺めていて今日初めて、メンチカツとハンバーグの中身が一緒であることに気が付きました。タネを作った後、衣をつけて揚げるか、焼くか、その違いだけだったんですね。恥ずかしながら全く知りませんでした。

ということで、1週間ほど前に大量に作って余っていたハンバーグのタネを使ってメンチカツを作ってみました。揚げたてをいただくと、口中にじゅわっと肉汁が広がって実に旨い。ハンバーグとはまた違った味わいで、とても気に入りました。

料理って時にはこんな使い回し方もできるんだなと妙に感心したのでした。

結婚できませんね

先日、日本にいる後輩の女の子から電話でこんなことを言われてしまいました。

「ブログ拝見しています。すごくたくさん料理なさってるんですね。先日はパン粉をご自分で作ったとか・・・。でもきっともう、結婚できませんねー。旦那さんの方がお料理できると女の子は嫌でしょうから、誰もお嫁さんに来てくれないんじゃないですか？」

ロンドンの寒空の下、28歳独身男子、絶句してしまいました。大きなお世話です。簡単な料理しか作っていないのに・・・。

何はともあれ、是非とも結婚はしたいと思っていますが、ある程度値が張るレストランに行かない限り自炊した方がはるかに美味しいものが食べられるのが、ここロンドン。従って、今日もまた料理に勤しみました。まずはナスの甘辛煮。醤油、砂糖、酒で煮込んだトロトロのナスが、まさに日本の味といった具合でとても美味しかったです。ご飯に合う！ みんな大好物！！ばぁばの甘辛ナス煮～～♪ by すう子

そして、先日大量買いした豚ロースを、また別の味付けで料理してみました。バルサミコ風味ソース。ソテーした豚ロースステーキに、バルサミコ酢、醤油、砂糖で味付けをします。ボリュームがあるステーキ肉が、酸味が効いてさっぱりと食べられました。ビールに合う！ ポークソテー★バルサミコ風味ソース by kahoo

初ハンバーグ + 英国滞在3ヶ月経過

今日は初めてハンバーグを作ってみました。牛ミンチ肉がびっくりする程安くて、400gで99p（=150円）。これは作るっきゃないと。1人で肉こねて、ポンポンとキャッチーボールしながら小判型に形を整えて、一体僕は何してるんだろうと全然思わなかったと言えば嘘になりますが、ちゃんと肉汁が中に閉じ込められたジューシーなハンバーグが出来上がって大満足です。タマネギソースもばっちり。 秘密のハンバーグ～玉ねぎソース編～ by りなまる

今日で渡英して3ヶ月間が経ちました。まさに光陰矢の如しといった感です。本音を言えばもっと仕事で活躍したいのですが、こういったご時世なので、まあ仕方がないかなと。ただその代わりにプライベートは大いに充実しています。日本にいた時と比較してオンとオフの時間バランスが圧倒的に良くなりました。観光したり、美術館・博物館を巡ったり、観劇したり、読書したり、勉強したり、料理したり、インターネットしたり・・・、自分の時間が本当に多い。思索に耽ることも増えました。人生を見つめ直す良い機会です。

パンからパン粉を作って、トンカツを揚げる

ロンドンの豚肉は安い。特に大量買いをするとますます安く、豚ロース8枚825gで5￡（=800円）。毎度のことながら、外食した場合の金額と比較すると信じられません。料理の意欲も自然と沸いてくるわけです。

豚ロース肉ということで、今回はロンドンで初めてトンカツにトライしてみることにしました。ところが、パン粉が地元のスーパーでは売っていません。仕方がないので自分で食パンから作ることに。おろし金でパンをおろしてパン粉を作るなんて・・。こんなことを自分が人生の内で経験するなんて思ってもいませんでした。でも揚げたてのトンカツは衣サクサク中ジューシーで、とても美味しかったです。手間を掛けた我がトンカツは可愛らしいものです。手前味噌ですが、絶対にロンドンの普通の日本食レストランのトンカツより上手かと。今度は手作りパン粉でコロッケを作ってみたいと思ったのでした。 お箸で切れるとんかつの作り方。 by しろぴよ

ボンゴレ・ビアンコ

Borough Marketの魚屋さんで自宅近所のスーパーでは少なくとも目にしたことがないアサリとイカを売っていたので、嬉しくなって買って帰りました。中ぶりのあさり30個で6￡（=1,020円）なので決して安くはありませんが、というよりも日本では考えられないほどの高い値段ですが、久しぶりのアサリの誘惑に負けてしまいました。

帰ってきてボールに塩水を張って砂抜きをして、早速アサリとイカでボンゴレ・ビアンコを。アルデンテのリングイネに、ガーリックと唐辛子がきいたアサリとイカがうまく合いました。そういえばロンドンの大衆イタリアンではあまりボンゴレを見ません。魚介類が高いからかでしょうか。でもやっぱり海の幸の旨み、美味しいなあ。

アサリがまだ残っているので、今度は味噌汁を作ろうと思います。

ニューヨーク土産

丁度20年前、僕は父の仕事の都合でニューヨークに住んでいました。当時は8歳だったので、記憶もどこか曖昧です。そこで今回両親に聞いてみました、ニューヨークの見所はどこかと、20年経った今見るべきは何かと。すると、父からも母からも異口同音に「Zabar`sのスモークサーモン！」という答えが返ってきました。20年前当時、我が家族はこれを愛してやまなかったようです。それにしても、見所を聞いているのに具体的な食品商品名があがってくるとは・・・。やっぱり我が両親も異常食欲者。血は争えません。

両親がそこまで薦めるならと思って、マンハッタンの80丁目にある食料品店「Zabar`s」までわざわざ足を運び、スモークサーモンを2パック、保冷バッグに入れてロンドンまで持ち帰ることにしました。今回の僕のニューヨーク訪問の唯一のお土産です。

ロンドンに戻ると、早速サーモン・アボカド丼を作って食べてみました。なるほど、肉厚でとろけるような旨み、もはや普通のスモーク・サーモンとは別次元の味です。トロ？？？ってくらいの脂の乗りよう。絶品です。確かに日本ではこのレベルのスモーク・サーモンにはなかなか出会うことができないような気がします。しかもとてもリーズナブル。227gで9.95$。両親が決して忘れることができないのも納得でした。ただよくよく考えてみたら、スコットランドで良質のサーモンがとれるので、決して安くはありませんがロンドンでもスモーク・サーモンだけはそこそこ美味しいものを見付けられます。今度真剣に食べ比べて見ようと思ったのでした。

ポークステーキ・オニオンソース

この国では、外食するとあんなに高いのに、食材それ自体はそれ程高くありません。今回は150gくらいの豚のロースステーキ肉を2枚買って1.8￡（=320円）。料理人の人件費を除いてしまうと、こんなにもリーズナブルなのです。

さて、今回はこの豚肉を使って、ポークステーキを作ることにしました。タマネギとニンニクをすりおろして火を通し、醤油、みりん、日本酒で味付け。タマネギの甘みがよく出て、とても簡単なのにステーキにぴったりです。ご飯をもりもり食べられました。 オニオンソースが決め手～ポークステーキ☆ by koihaf

豚角煮丼

前回と違ったレシピで豚の角煮を作り、ザ・男の料理「どんぶり」風にアレンジしてみました。といっても、炊きたてご飯の上に千切りにしたレタスを敷き詰め、少し小さめに切った豚の角煮を乗せて、温泉玉子をトッピング、最後にネギとゴマを振りかけただけですが・・・。ご飯との相性がばっちり。脇目も振らず掻きこんでしまいました。 とろ～り！うまい！やわらか角煮♪ by かすごん

それにしても、角煮1つとってもレシピがたくさんあるのに感心しました。